永くて孤独な時間
ここ最近寝不足が続いていたせいか、お昼近くに起きてしまった。昨夜就寝したのが24時頃で起床したのが11時半だから、12時間近く寝ていたことになる。さすがに寝過ぎ。二度寝防止のために目覚ましアラームをかけたスマホを寝床から2メートルほど離れたデスクに置いておいたのに、一度布団から出て、ご丁寧に目覚ましアラームを止め、布団に戻って二度寝するという徹底ぶりだ。
そういうわけで、今夜は逆に眠れないのだ。しかも、布団の中で長時間眠れないと、過去のネガティブなことを思い出してしまったり、将来への不安を感じてしまい、さらには空腹感に苛まれてしまう。途方に暮れ、とうとう布団から抜け出し空腹感を満たすべく、インスタントスープを飲みながらこのブログを書いている。
私は自他共に認める夜型人間だ。どんなに努力して朝早く起きようとしても数日が限界で、もし起きれたとしても昼寝してしまう。今くらいの時間(夜1時くらい)が一番やる気に満ちている気がする。もういっそ昼夜逆転生活をしたほうが良いのだろうか。
世間では、社会人は朝早く起きて9時くらいに始業し夜まで働くのが一般的とされているが、夜型の私はいつも無理していた気がする。前働いていた職場では、仕事で疲れていてもなかなか寝付けないせいで始業時間に遅刻してしまったことが何度かあった。遅刻したのは申し訳なく反省もしたが、心の中では始業時間には厳しいのになぜ残業は当たり前のように行われているのだろうか、こんな社会は狂っているなどと考えていた。結局その職場では人間関係がうまくいかなかったり、業務内容がガラリと変わって残業が増えたりして体と心を壊し退職した。
社会に適合できなかった私。でも、人と、社会と繋がっていたいとも願っている私。それでも、体調がすぐれず「社会一般的な働き方」は当分できそうにない。時間だけ過ぎているような気がして私だけ取り残されて焦燥感を感じて苦しくなる。10年先も生きていたら、この孤独な期間を振り返って「大丈夫だよ」と、そう思えるのだろうか。
文章を書くことは一種のマインドフルネスだと思う。「今、ここ」に集中して自分の心と向き合うことが時に苦くもあるが心地良い。こうした気持ちいいストレスを感じながら文章を完成させるのは達成感がある。まるでトレーニングをおこなっているようだ。程よく疲労したので、今布団に入ったら眠れるような気がしてきた。眠れなくても気合いで寝る。眠れない夜に、おやすみなさい。